ごあいさつ
はじめまして。「俳句サイト 季語の庵」の筆者、凡茶(ぼんちゃ)です。
このページは、当サイトの初投稿記事です。もともとページ作成の練習として執筆した記事であり、読者の俳句の上達に役立つようなものではなく、後で削除する予定だったのですが…
書いているうちに愛着が湧いてきたため、記念に残しておくことにしました。
筆者がかつて運営していたブログの写真のうち、このままお蔵入りにするには惜しい、心温まるものをいくつか紹介していきます。ちなみに冒頭の写真は、カルガモの親子です。
カルガモ(軽鴨)は渡り鳥ではなく、夏の間も日本にとどまる留鳥で、俳句では夏の季語に分類されます。
昔撮った写真(旧ブログより)
それでは、せっかく訪問していただきましたので、筆者がかつて運営していたブログの掲載写真をいくつか紹介していきましょう。
万治の石仏
まずは長野県の下諏訪町におはする万治の石仏(まんじのせきぶつ)の写真から。
稲架(はざ)の後ろ、写真左上に鎮座するのが万治の石仏です。威厳があるものの、どことなくユーモラスで、親しみが湧きますね。
もう350年以上、雨に叩かれ、雪を被りながら人々の営みを見守ってきたからでしょうか、人の世の悲しみの本質を全て悟ったかのような、慈愛に満ちた表情をなさっています。
筆者は、若い頃から、「怖い男にはなるまい。強い男になろう」と己を戒めてきましたが、この石仏の表情は「怖さを伴わない強い男」のものであると感じます。
かっこいいですね。
牛の恋
次は、微笑ましい牛の恋。若い頃に訪れた牧場で偶然撮影することができました。
二頭とも堂々と、しかし、穏やかな表情で交わっています。
よ~し、筆者も、気負わず、リラックスして、やりたいことをやりたいようにやってみるか…
久しぶりにこの写真を見て、そんなことを思っています。
イケメンのダチョウ君
最後に紹介する写真は、イケメンのダチョウ君。
実に精悍で野性的な顔立ちをしています。
惚れ惚れするいい男ですね!
いや? 待てよ。
このダチョウ君は、果たして男なのだろうか?
娘さんかもしれないし、おばあちゃんかもしれない。
動物の性別は一見した限りではわからない。
そんなこと考え始めたら、若い頃詠んだ次の俳句を思い出しました。
それなりの自信作です。
雌らしき亀の二郎や花月夜
凡茶